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ほねつぎボランティア日記 第3部

 今回は、前回予告させていただていたテレビ出演についてお話させていただきます。

 色々なテレビ番組に出演させていただき私の鍼治療を紹介して頂けました。そんなテレビ出演が縁で映画製作にも協力させて頂きました。

 池波 正太郎 氏の仕掛け人・梅安 主演 萬屋 錦之介(中村 錦之介)の作品に技術協力をさせていただきました。

 このお話は江戸時代物で、主役の梅安は、昼は心優しい鍼灸師、夜は悪徳代官ややくざ達を成敗する仕掛け人というものでした。東映の京都の撮影所へ2週間通いつめ診療所の作成や鍼での治療法などにも協力させてもらったのですが、中でも、一番印象に残っているのが、主演の萬屋 錦之介さんと同じ白衣を2着用意してもらい、患者の背中にお灸するシーンでは腕は私が担当させてもらったというものです。間接的とはいえ映画に出ることが出来、大変うれしかったのを覚えています。

 もう一つ記憶に強く残っているのが、私が今の様に簡単には行く事が出来なかった時代に、中国へ友好の使節団の一員として渡り学んだ鍼を イレブンPMに3週間にわたり取り上げてもらった事です。そこでは当時まだ、そこまで知られていなかった鍼麻酔を紹介することが出来ました。

 当記事を読んで興味のお有りの方は、御来院の際に当院1Fにある資料館にも当時の資料などもありますので是非ご覧ください。

取材当時の写真を掲載していますのでご覧ください。