京子の部屋へようこそ

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5. 活き活きと生きていくために

Uさん(67歳、女性)が当院を初診で訪れたのは今から15年前でした。
来院する2年前、52歳の時にクモ膜下出血により左半身麻痺になり、日常生活動作は何とか一人で出来たものの、手足の麻痺、シビレ感、感覚鈍磨、歩行困難などがありました。

クモ膜下出血で倒れるまでは、一度も病気などしたことはなく、仕事も家事も遊びも完璧にこなすスーパーウーマンでした。そんなUさんでしたから、倒れてしばらくは自分の状態を受け入れることが出来ずに毎日泣いていたそうです。当院に来た頃には少し気持ちも前向きになっていましたが、それまでの2年間は何処にも出かけられず友達にも会いたくないと引きこもっていたそうです。

そんなUさんですが、地道に治療を続けながら、月日を追うごとに気持ちをしっかりと立て直され、今ではご主人と年に2回スキーに行き、週に2回はカラオケに一人で行き、カラオケ大会にも出場、電車にも乗って買い物に旅行にと、日々の生活を楽しんでいらっしゃいます。
そして、なによりご近所の方に「あなたは幸せそうでいいね」と羨ましがられるほど生き生きとしています。
私が見ても、いつも笑顔で毎日が充実されているのだなと感じています。
今では、当院に来院されている患者様で落ち込んでいる方がいるときなどに、Uさんにその患者様とお話をしてもらうことがあります。すると、みなさんUさんの明るさに励まされ、「前向きに頑張ろう」と思って下さいます。

U
さんのように突然の病気になった時、又は病気を診断された時は、大抵の人が目の前を塞がれたような気持ちになって、何もやる気も起きない事と思います。
でも、自分の体は自分が操らなければなりません。病院、そして私達もお手伝いは出来ますが、最終的には、ご自分の身体を操縦するご自分の脳=気持ちが肝心なのです。
やる気のない時は何もやらなくて良い、出来る時期を待つ、それもひとつの方法です。
でも何もやらない時期が短い人ほど、回復も早いのは事実です。

気持ちが前向きになったり、落ち込んだり、みんなその繰り返しです。落ち込んだときに、気持ちをいかに切り替えられるかが大切です。

さあ、私達と一緒に前向きになりましょう。
Uさんのように、病気があっても活き活きと生きられる方法を一緒に考えましょう。

TEL.072-873-7171
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