脳室周囲白質軟化症(PVL)
当院には、PVLのお子さんにも当院独自の“新脳針”療法等を施術し、多くのお子様が改善した症例がございます。
脳室周囲白質軟化症(PVL)は、難しいご病気であることは間違いありません。 ですが、当院での新脳針(針灸)施術とリセプター療法、動作改善法、指頭感覚法などの併用により、まだ現れていない能力がより早く現れるように施術をすすめていきます。 例えば一人で座るのが出来なかったお子さんが一人で座れるようになったり、足が内股となってクロスしていたのが少なくなったり、一人で立って歩き出すようになったり、『えっ!こんな事もできるようになったの?!』とこれまでも症状の改善を喜ぶ親御さんの声を頂いています。
脳室周囲白質軟化症(PVL)について
脳の中の脳室周囲には、神経線維がたくさんあり、この部を白質と言います。脳室周囲白質軟化症(PVL)のお子さんは未熟児(早産児あるいは低体重出生児)で生まれたために出生時の脳の成長が乏しく、白質部位に血流が行きわたらなくなり、白質部の手足に向かう神経の走行部にダメージ(支障)をきたします。特に足に向かう神経にダメージがある場合では、緊張が強く出現し、足の内側過緊張状態(クロス状態)や尖足(つま先緊張)といった症状がみられます。ダメージ部位が広範囲になれば、上肢(肩口から先の手)、下肢(股から爪先)や背中の緊張、目の動き(斜視)や視力などにも影響が及んでしまいます。
▲中央の黒い部分(脳室)の拡大と周囲にある白質の軟化
脳室周囲白質軟化症(PVL)の主な症状
・足首の緊張(尖足と言われる足首のつま先立ち状態) ・体幹・背部の反り返り ・歩きにくさ(クロスや尖足歩行・バランスがとりにくい) ・斜視 便秘 ・発達の遅れ、言葉遅れ、 など |
このような症状に当院独自の新脳針療法等の施術で改善した症例がたくさんございます。
一般的な西洋医学での主な治療例
・経口筋弛緩薬投与
ジアゼパムとチザニジン、バクロフェンが筋緊張に有効的であると投与されています。これらは中枢神経に作用するため、眠気やよだれなどの副作用に注意が必要です。
また、ダントロレンという薬は筋肉に直接作用し、筋肉の収縮力を弱めますが、肝臓障害の副作用に注意します。
・ボツリヌス注射療法
重篤な副作用は少なく比較的安全な治療ですが、治療効果は一時的で、投与量が少ないと2~3か月、充分量でも4~6か月位で効果が切れますので、4~6か月おきに注射いたします。
・整形外科的手術療法
当院での脳室周囲白質軟化症(PVL)の施術
新脳針療法(針灸治療)を中心に治療し、リセプター療法、動作改善法、指頭感覚法を併用することで症状の早期改善を目指します。ダメージを受けたエリアの機能を代替できるように脳の神経細胞を活性化させて、神経の広がりを促し、つながりを補う施術になります。
新脳針療法とは、脳室周囲白質軟化症(PVL)により脳がダメージを受けてしまった箇所(刺激を与える頭皮のエリア)に針を施し0,7ミリアンペア微弱電流を流します。(脳に直接、針を刺して、電気を流すわけではありません。0,7ミリアンペアの微弱電流は、最も身体が受け入れやすい電流になります。)そうすることで神経細胞を活性化し、神経伝達物質の分泌を促します。また、頭や体だけでなく、内股、尖足の原因になる緊張の強い足の筋肉にも針をします。そうすることで体や足の筋肉の緊張を緩め、全身の血流を改善して動かしやすい身体へと導きます。
リセプター療法・動作改善法・指頭感覚法の併用で早期改善
リセプター療法
1人ではできそうにないキャッチボールなどマンツーマンで楽しく指導し、遊び心を取り入れながら、バランス感覚や体の反応を高めていきます。
運動内容はお子様の症状とその日の状態に合わせて対応していきます。少しでも出来た!という成功体験を積み重ねることで、正しい動きを覚え、そのサイクルを脳が記憶し、次の動作を学習していきます。弱った機能にとらわれず、残された機能をフルに活かして、あらゆる感覚を結合させ正しい動きへと導きます。
動作改善法
病気からくる筋肉の緊張をほぐし関節を動かしやすくして、身体のバランスを整えます。身体の使い方や歩き方の再確認など長年のくせを改善する手助けをします。重心バランスを整えることで、立位や歩行ができ、自信とやる気が出てくるようになってきます。
指頭感覚法
凝り固まって動かしにくい部分に施術し緊張を緩めていきます。口やお顔周りを中心に舌の動きなどにもアプローチしていきます。
頭部をはじめ、局所的な部位から体全体にまで、指頭(指の先)を用いた感覚刺激で脳の神経バランスと自律神経を整え、自らが持つ治癒能力を高め、健康を取り戻すことを目指します。
脳室周囲白質軟化症(PVL)の施術を受けた方の喜びの声
・足の緊張が減った ・踵が着くようになってきた ・体幹が強くなってきた ・歩くのが上手になった ・小走りやジャンプができるようになってきた |
・コミュニケーションや会話がスムーズにできるようになってきた ・手がしっかり開くようになってきた ・ハサミを使えるようになった ・ブランコに乗れるようになった など |
■患者様の声 N・Aちゃん1歳
鍼は怖いイメージもありましたが、先生がとても熱心に話を聞いてくれ、詳しく説明してくださったので、不安は無くなりました。
1歳の誕生日が来てもおすわりができなかったのが、8回ほど治療を受けたら座れるようになり、ハイハイ→つかまり立ち→4ヵ月たった今では伝い歩きを色んな場所でできるようになりました。「ばいばい」や「いただきます」の言語理解もかなりできるようになりました。
週1・2くらいで通っていますが、できることが増え、行ってみて本当に良かったです。
先生、スタッフの方、みんなとても優しいです。いつもありがとうございます。
今後ともよろしくお願いします。。
このほかにも親御さんよりたくさんのお声を頂いております。是非ご覧ください。
脳室周囲白質軟化症(PVL)の新着症例
- 小児鍼灸施術
-
- 小児鍼灸施術
-
- 小児鍼灸施術
-
難しい病気であることは間違いありません。
脳室周囲白質軟化症(PVL)と向き合い、私たちと共に頑張りましょう!
無料駐車場8台完備
前田針灸接骨院
〒574-0076 大阪府大東市曙町2-8
受付時間 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
9:00〜12:00 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ ※1 |
☆ ※2 |
15:00〜19:00 | ○ | ○ | × | ○ | ○ | × |
※1 土曜午前 8:30〜12:30
※2 日曜は月2回
日曜診療のお知らせをご覧ください。
[休診日]水曜・土曜の午後、日曜・祝日
- 大人の主な対応症状
- パーキンソン病(PD)/多系統萎縮症(MSA)/脊髄小脳変性症(SCD)・多系統萎縮症(MSA)/
脊柱管狭窄症/糖尿病/高血圧/
自律神経失調症/肩こり/腰痛/
ぎっくり腰/頭痛/めまい/耳鳴り/
坐骨神経痛/五十肩/腱鞘炎/
眼精疲労/生理痛/更年期症状/
睡眠障害/うつ/不安
- 子供の主な対応症状
- 脳室周囲白質軟化症(PVL)/
学習障害(LD)/ADHD/多動症/
発達障害/自閉症/言葉おくれ/
コミュニケーション障害/
小児ぜんそく・アレルギー/
小児てんかん/小児麻痺/自閉症/
チック症(どもり・吃音)/
疳虫(かんむし)/
夜泣き・奇声・かみつき