動作改善法
動作改善法とは、身体の動作に積極的に働きかけることによって、使えていない筋肉を使う感覚を感じてもらい、心身の改善と健康の増進を促す心療的改善法です。歩行が困難な方や座るのか辛い方などには効果的で、子供から老人まであらゆる年齢の患者様に対応できます。
次のような症状でお悩みの方!是非ご相談ください!
- パーキンソン病(PD)の方
- 脊髄小脳変性症(SCD)の方
- 脳内出血や脳梗塞などのマヒのある方
- 筋肉のだるさや筋力や持久力が低下している方
- 歩行困難・立位困難・座位困難な方
- 猫背の方
- 歩行時の膝崩れのある方
- 歩行時や立ち上がり時のふらつきのある方
- 肩こり・頭痛・めまい・目の疲れ・不眠の方
- 薬の副作用等による浮腫がある方
- 呼吸のしにくさ・身体の力み・表情筋の緊張がある方
- 咀嚼・嚥下困難な方
私たちは脳からの指令により身体を動かしています。外的ストレス、心理的状況などで脳と身体は緊張し、病気になったり、いろいろ不調が身体に現れます。
身体が緊張することで筋肉は硬くなり関節に歪みが生じます。歪みが原因で使いすぎる筋肉、使わなくなる筋肉ができて筋力差が現れるのです。そうなると重心バランスが崩れ、体を支えるためだけに、ほとんどの筋力を使用することになり、自分が動かしたいような動きができにくくなります。
その結果、さまざまな症状が現れ、機能低下が起こるのです。
リセプター療法ではダイナミックな動きでトレーニングしていきますが、この『動作改善法』では細かな動きに注目し、代償運動が入らないように注意しながらトレーニングを行っていきます。
上記の症状を改善するために、
①まずは、ご自身で今の身体の状況と向き合ってもらいます。
慢性的な歪みや筋緊張では、身体が慣れてしまい、歪んでいる状態でも本人は真っすぐだと思いこんでいることが少なくありません。
②自分の身体の使い方を見直して、真っすぐの感覚を取り戻してもらいます。
硬くなっている筋にはストレッチやマッサージを行い、動いていない筋肉には他動(術者が動かす)や自動(自分で動かす)で運動を行い、使う感覚を意識してもらいます。
ここで普段の感覚とは違う事を実感することで脳へ指令がいき、またその使い方をするために脳からの指令で身体が動きます。
③繰り返し繰り返し学習していき、正しい使い方を習得していきます。
筋肉には役割・働くタイミングがあり、それらがきちんと働けば、重力があっても楽に動かすことができるのです。
立位困難な人や、歩行困難な人でも、重心バランスや関節が支えられるようになるだけで楽に立位や歩行ができ、ご自身でも変化を実感して「まだまだ自分はできる」と自信とやる気が出てくるのです。
是非、脳へ良い影響を与えて、前向きな考え持って日々の生活ができるよう、私たちと一緒に、がんばりましょう!
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