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「腎」を補い、耳鳴りや便秘、流産予防にも効果的

明けましておめでとうございます。

お雑煮は「白みそ」で育った神先です。

今年は「おすまし」もいただきました。

皆さんは、おせち料理食べましたか?

諸説ありますが、「豆に元気に働けるように」と私もいっぱい食べた、

大好きな「黒豆」についてのお話です。

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栄養としては、

ポリフェノールの一種である黒豆アントシアニンが多く含まれている。

ポリフェノールが持つ強い抗酸化作用は、

活性酸素などの有害な物質を無害な物質に変えるため、

腎の衰えによる視力低下の改善、美肌効果、生活習慣病の予防などに効果的である。

 

黒豆に含まれるタンパク質は良質で、

9種類の必須アミノ酸をバランスよく含んでいるのが特徴である。

タンパク質は血液や筋肉などを作る主成分であり、

酵素やホルモンなどの機能を調節する働きもあるため、

免疫力を高めて病気の予防にも役立つ。

 

黒豆には不溶性の食物繊維が多く含まれており、

便の量を増やし便秘を防ぐ効果がある。

 

カリウムも多く含まれており、利尿作用がある。

 

女性ホルモンであるエストロゲンと分子構造が似ている

大豆イソフラボンも多く含まれており、

加齢とともに分泌量が減少するエストロゲンの不足を補い、

更年期障害によるトラブルを予防する効果がある。

 

 

冬は「腎」の季節。

東洋医学で、黒は「腎」の色で腎の機能を補います。

黒い食材(黒ゴマ、ひじき、など)を取るように昔から言われています。

黒豆を食べることで、

・視力の弱い子供に良い

・流産の防止に良い

・精力を強化する

・耳鳴りを予防することができる

・尿の出を良くして体の余分な水分を取り除く

などが伝えられています。

 

東洋医学的効能としては、

活血解毒・・・血行を良くし、各種の皮膚感染症に効果がある

祛風利水・・・免疫力を高め、めまいや急性のむくみを解消する

などがあります。

 

どんな食材もそうですが、食べ過ぎにはくれぐれも気を付けて食べましょう。

今年も元気で健康的な毎日になりますように