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宿泊キッズ第2弾

夏季休暇の後の宿泊キッズのブログを書こうと思いながら時間が経ってしまいました(ー_ー)!!

 

気を取り直して、8月13日からの宿泊キッズのご報告です!!

この週は5組のお子様が来てくださいました!!

 

まずは静岡県からPVLの治療でお越しのH君(5歳)

当院の治療を始めて3年目になります。

466グラムの超未熟児で生まれましたが今では12キロになりました。

理解力もアップして、おしゃべりもパワーアップしてでパパとママを楽しませてくれます。

 

 

▼この日はトゥモローランドのお友達と一緒にプールに入りました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

▼プールにイルカさんを浮かべて乗ってみましたが泣き止まずに・・・

プールは早めに上がって、大好きなバスに乗りに行ったそうです\(^o^)/

来年の夏休みもお待ちしていますね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2人目は・・・

豊田市からウエスト症候群の治療でお越しのA君(7歳)。

今回はパパ、ママ、お兄ちゃん、お姉ちゃんの家族5人で来てくれました(*^。^*)

前回は春休みに来てくれていたので、約3ヵ月ぶりです。

前回の宿泊治療後、PTの先生から下肢や骨盤が柔らかくなったと言われたり、てんかんの大

きな発作が減ってきたり、発作の戻りも早くなったとお母さんから言って頂きました。

そして何より薬の量が減って表情が豊かになりました\(^o^)/

 

 

A君はまだ歩けませんが上手に立つことは出来ます!

院長先生と一緒にボクシング!!

立位のバランスがいいですね~!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

▼お兄ちゃんとお姉ちゃんと一緒にパチリ!

普段はバギーなので目線が低いですが、スタンディングボードで立てば、お兄ちゃんとお姉ちゃんと同じくらいの目線です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

3人目は東京からPVLの治療でお越しのY君(2歳)

Y君はおしゃべりが上手です。

治療の前に「チックンがんばる」と言ってくれてとてもかわいかったです(*^。^*)

 

▼この写真がとってもかわいかったのでこの写真をブログにアップします(*^。^*)

鼻水が出るというのでお鼻にも針を刺しましたが頑張ってくれました。

引き続き銀座針灸院でも頑張ってね!!

 

 

4人目は新潟県長岡市から自閉症の治療でお越しのT君(7歳)。

去年に引き続き2回目の宿泊治療です。

去年も1年生ながら夏休みの宿泊キッズで1番の運動神経の良さを見せてくれました。

その後、自宅ではボルダリングがあるデイサービスの利用を始め、さらに運動神経の発達が

みられました。

そして、嬉しいことに授業中の落ち着きも出てきて、それまでは授業中に教室をウロウロして

いたのがなくなったそうです!!

たし算やひらがなも上手に書けると宿題も見せてもらいました。

 

今回はY君のお兄ちゃんと一緒に、院長が作ってくれた院内アスレチックを一緒にがんばり

ました。

 

▼二人とも真剣です!!かなりの集中力です!!

▼さらにA君のお兄ちゃんお姉ちゃんもみんなでやるとさらにやる気倍増で

みんな集中して頑張っていました!!

子供たちのパワーにママたちは嬉しそうに見守るのみです(*_*)

 

 

 

5人目は豊橋市からPVLの治療でお越しのA君(4歳)

おしゃべりはとても上手でいつもにこにこ笑顔です。

1才の弟が歩いているのを見て「ぼくも歩けるようになるのかなあ」と言ったのをきっかけに

ママとおばあちゃんが当院をインターネットで調べて初めての宿泊治療にお越しくださいまし

た。

色々な事の理解が素晴らしいので、これからの成長が楽しみですね。

 

▼装具をつけて院長先生に手を引かれて上手に歩行練習しています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

8/20からの週は2名のキッズと3名の大人の方が宿泊にお越しくださいました。

 

 

 

 

 

 

熊本からお越しのFさんと東京からお越しのFさん。

同年代で同じご病気という事で意気投合し、一緒に食事に行ってラインの交換をされ仲良くな

りました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

熊本のFさんの名言集をご紹介します。

1、「ありがとう」という言葉を意識して使う。

2、「私はいつも運が良い」と思う。

3、「それでもそこから立ちゆく道がある」

3の言葉はある日、歩いて10分ほどの銀行に行こうと歩いていたとき

その日は足の動きが悪くて半分くらい歩いたところでどうしても歩けなくなったそうです。

あと半分の道をどうしようかと途方に暮れていたとき、ふと横をみると倒れかけた看板に

破れそうな張り紙に書いてあった言葉が「それでもそこから立ちゆく道がある」という言葉だっ

たそうです。いつもその道を歩いていたのに、歩けていたときには気付かなかった看板。

それからは自分を励ます言葉の一つにしているそうです。

 

さらに素晴らしいのはFさんのお父様は、終戦後10歳の時に不発弾が爆発して両手首

から先を無くされたそうです。でもお父様は指の無い手で文字も書くし、食事も出来る、何でも

普通の人と同じように生活してきたそうです。

 

そのお父様に病気の事を話すと「お前は目も見える、耳も聞こえる、手も足もある。五体満

足で何が不満なのか」と言われたそうです。

また熊本の地震ではFさんのご実家は全壊されたそうですがお父様は「また建てたらいいじゃ

ないか」と言われたそうです。

本当に素晴らしいお父様がいて、病気があるのにこんな笑顔で過ごせるのです。(プライバ

シーの関係で熊本のFさんのお顔の表情がお見せできなくて残念です)

 

 

 

新脳針で頭蓋骨の外から微弱電流を通すことにより、脳への刺激となり、その脳への刺激は

元気な脳を更に元気にさせて萎縮した脳が司る機能の代償作用となることを目的としていま

す。

また、院長先生のリセプターでは「出来た!!」という履歴が体に残ります。

それを子供たちは頭で考えずに身体で覚えて帰るので家に帰ってからも出来ることが増えて

行ってくれます。

でも大人は、「転んだら危ない」とか「一人ではできない」などと固定概念にしばられて診療室

で出来たことが家に帰ると出来なくなってしまいます。

そんな時はもう一度一緒に身体を動かすために宿泊治療にお越しください。

そして「出来た!」という履歴を何度も何度も脳と身体に残していきましょう。

 

早くブログをアップしないと夏休みも終わってしまうと思いつつ、8月もあと1日です。

この夏休みの思い出はきっと子ども達成長に繋がっているはずです。

すでに来年の夏休みの宿泊ご予約を頂いている方もいらっしゃいます。

1年後にお会いする子ども達がどんな風に成長しているか楽しみにしています(*^。^*)

 

副院長   前田京子