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2015 夏の思い出

2015年8月

院長の夏の活動の一部をご紹介いたします。

北海道 深川市で開催された
日本パラ陸上競技連盟
立位・短距離 跳躍ブロック合宿にトレーナーとして
帯同いたしました。

 コーチ、選手、トレーナーが一体となり、充実した合宿となりました。
この後9月に開催されるジャパンパラリンピック
10月世界選手権
そして来年のリオデジャネイロパラリンピックに向けて、今何をしなければいけないか…
選手もコーチもトレーナーも考えなければいけない時期に来ております。 

 

 

 トレーナーの立場から…

1、業務内容 

トレーナーとして8月10日~14日まで帯同した。

◎宿舎のケアルームでは

①  コンディショニング全般(マッサージ・ストレッチ・テーピングなど)

②  負傷に対しての予防

③  負傷部位の治療

④  アスレチックリハビリテーション指導

⑤  日常生活でのケア、トレーニングなどアドバイスなど

◎競技場では

①  練習前後のコンディショニング全般

②  外傷予防のテーピング

③  パフォーマンス向上に向けてのテーピング

④  補強トレーニングのアドバイス

 

 

2、自己評価

①  ケアに対して、可能な限りリラックスして治療が受けられる環境に徹した。

②  可能な限り、いろいろな会話が出来る様に心がけた。

③  症状に対して質問に答え、適切なアドバイスを行った。

④  適切なケアを提供し、疲労蓄積の除去を図れたと思う。

 

3、課題

①映像スタッフ、コーチと、トレーナーが情報を共有し

、骨格のバランスや運動時の癖など、
ケアを通して調整できれば良いと思う。
(例えば肩甲骨の回旋制限がある事により、上肢の動きの低下や、股関節のROM制限により、骨盤のゆがみによる走行時での体幹軸のズレなど…)

②競技場ではもう少し積極的に時間をかけてストレッチを促せばよかったと思う。

③女子選手が多い場合、1週間以上では女子トレーナーの帯同は必要と思う。

④夏場に関してはアイシングの充実、冷水を使用した半身浴なども必要と思う。

 

感想

特に立位短跳ブロックは男女とも協調性があると思う。年齢差を意識せず情報交換出来るその様な環境をベテラン選手が導き出していると思った。
ミーティングについてグループワークを取り入れ、その中でも自己発表する形式は他の選手を参考に気付きを得る良いきっかけになったのではないだろうか。
ミーティング終了してから、皆それぞれの動画を見て、リラックスした雰囲気の中、コーチより評価・アドバイスをいただき、お互いの選手同士も動きの確認ができた事は、素らし時間であったと思う。私個人的にも映像からの動作分析を学び、その情報としてトレーナーの立場からのケア・コンディショニングの一環として視点を置く事が出来ればと思う。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 立位選手では、切断選手が多く、特に今回の合宿は女子選手が多かったです。

 

 

 

 

宿舎のトレーナールームでは、和気あいあい、その日の練習フォームなど画像を見ながら、
ケアをしました。 

 

 

 

 

 

 

 

競技場でのケア風景

 

 

佐藤圭太選手 自分の義足を調整中!
なんと、ナイキからスポンサーを受けています。
(ナイキマーク入り) 

 

夜は、ささやかにみんなで花火を楽しみました。

 

 

 


 

 

 銀座針灸院に毎月深川から来院されている、前村さんが
会いに来てくれました。
たくさんドリンクやケーキの差し入れもいただき 、ありがたいことです。

そして、最終日はお家に呼んでいただき、BBQをいただきました。
新鮮な北海道の魚介類と野菜、最高のおもてなしをいただき
感謝の気持ちでいっぱいです。
  

 

 

 

 

 

 

 お盆休みを利用しての今回のトレーナー活動、
いろいろと充実した合宿となりました。

 

 

合宿(深川)から札幌へ移動して、娘が出演する
ミュージカル『赤毛のアン』を見て帰りました。 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

娘の晴美(右)
アンの友達で双子の役らしいです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ミュージカル
『赤毛のアン』は、札幌公演の後、
仙台、埼玉、東京、名古屋、大阪、広島、福岡と
8都市10公演を廻ります。

ミュージカルを観て、
私も娘に負けないように、
この暑い夏を乗り切りたいと思います。

どうぞ、宜しくお願いいたします。

 

 

院長

前田為康