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2021年 新年のことば

2021年
新年のことば

昨年は新型コロナウイルスで始まりまさかの『緊急事態宣言』からまもなく一年を迎えます。
当院でも大きく働き方が変わりました。

私たちは医療に従事する者として患者様との接触は避けられない職業であることからスタッフ全員の出勤を交代制勤務に変えスタッフの雇用と健康を守りつつ、
この時こそ一丸と言う思いからいろいろ工夫に工夫を重ねてきました。
私個人として例年は自身が活動しているパラ陸上の合宿や大会がほぼキャンセルとなり生活環境を見直す時間も出来た事から、コロナ禍でも比較的安全と言われる大好きな登山やキャンプに出かけました。

東洋医学では木・火・土・金・水と言った自然環境に於かれる五行論があります。
五行とは「木」「火」「土」「金」「水」の代表的な自然界を5つに分類した哲学ですが、そこで私は自然環境から得られる恵みを人間が持つ五感覚を肌や呼吸で感じ取れるよう意識しアウトドアを楽しみました。

中でもハイキングは簡単であり子供から老人まで五感を体感できるスポーツです。
山道は足場が悪く勾配あるコースもあり、適度な負荷で歩くことで腰や足の筋力トレーニングになります、転倒しない様に慎重に歩く事は脳と身体の神経を常にフィードバックさせ、呼吸についても肺活量や腹式呼吸から新鮮な酸素を取り入れ身体細胞の新陳代謝を促すことができます。

また計画を立てたり、仲間とのコミュニケーションが生まれたりといった、思考力や意識レベルの向上で目標が達成できた時の充実感こそ身体能力を向上させやすいと考えています。
私は昨年白馬岳(2932M)の高山をはじめ13座の低山を登りました。
また愛犬チャチャ(パグ犬・11歳雌)ともキャンプに出掛け動物からの心理を感じ取り、自然の環境と触れ合えた事で、今まで忙しかった自己の生活や仕事環境を見直す事ができました。

今年はこの心の響きを更に野生的な人間力として捉え仕事に精進したいと考えております。
当院独自の新脳針に加え、オプションプログラム(リセプター療法・動作改善法・指頭感覚法)を充実させ、『新脳針+3つの連携プログラム』として患者様にスタッフ一丸で取り組んでいくよう努力いたします。

新脳針+3つの連携プログラム(a3)

本年もどうぞ宜しくお願いいたします。

院長
前田為康